インタビュー

代表 瀬尾祐介
お客様に最高のおもてなしをし、会社が成長するためには「人の成長」が最重要だという考えから、従業員一人一人が成長できる環境づくりを徹底している。
「チームワーク」を重視し、従業員同士が相手を尊重しあう職場を作った結果、お客様満足度も向上し業績も好調。
情熱ホルモンでは全国売り上げ一位を達成、うどん一番は創業してから30年以上地元の人たちに愛され続けている。


Q.株式会社どんたこで唱えている「チームワーク」とは?

瀬尾祐介
評価の面で説明すると、仕事が早い人=偉いではなく、仕事の遅い人のこともフォローできる人を評価しています。
一人でできる力や量には限界があります。
全体が同じ方向を向いて仕事をしている集団の方が、仕事の質は高くなると思うのでチームワークを最優先しています。

Q.”チームワークが最優先”だと考えるようになったきっかけは何ですか?

瀬尾祐介
私がまだ仕事を始めたばかりで経験が浅かった頃、経験が豊富な先輩に頼って仕事をしていたのですが、頼る人が一人しかいない場合、その人についていけない従業員はやめてしまう。
それに、お客様目線で見たとき、新人さんや若い人の働いている姿がお店全体の評価に影響しているなと思うので、全体をレベルアップすることが大事だと考えるようになりました。

Q.従業員の成長できる環境や働きやすい環境とはどう考えていますか?

瀬尾祐介
成長するためには、自分から「働きたい」という気持ちを持ってもらうことが大事だと思っています。
先輩や上司に仕事を教えてもらう過程で色々と言われることはあると思うんですが、それが過ぎるとお客様ではなく、上司を見て仕事をするようになってしまいます。
それではなかなか成長できません。
お客様を見て、自分で考え出来るようになっていくのが成長できる環境だと思っています。
実際、先輩の関わり方が変わったときに、従業員がグッと成長したことがあって。
もともとこんな能力を持っていたんだ!と感心することが何度もありました。

Q.従業員の成長にこだわる理由は?

瀬尾祐介
従業員が成長することが、そのまま会社の成長につながっているからです。
売り上げはもちろん良くなりますし、従業員がチームワークを優先して成長しているうちに、人がどんどん集まってくるようになりました。
そうすると新しいお店を出店する余裕も出てくるので、結果的に会社が成長していく。
ですので、人の成長が何より大切だと思っています。

Q.従業員にはどのような成長を遂げていってほしいと思っていますか?

瀬尾祐介
最初は仕事を覚えることで精一杯だと思うんですが、少しずつ私の理念や考え方にも共感してもらえるとありがたいです。
そうすると、働いている中で改善点や問題点も見えてくるようになり、会社を良くする提案も出てきます。
一緒に会社を作り、新しいお店を出店していきたいと思っています。

Q.環境づくりで失敗したことや難しかったことはありますか?

瀬尾祐介
職場の雰囲気作りがとても難しかったです。
例えばオープンメンバーとラストメンバー、ホールの人とキッチンの人、仕事を覚えるのが早い人と遅い人、というように立場やポジションの違う人が一つの環境にいると、どうしても対立してしまいます。
みんなが相手のことを尊重し気遣う職場の雰囲気作りが一番苦労したし、今でも努力しているところです。

Q.今の会社で満足している点や自信を持っている点はありますか?

瀬尾祐介
やはり職場の雰囲気です。
今現場で働いてくれている社員は、全員自分の意志でアルバイトから社員になってくれたメンバーです。
アルバイトから社員になってくれるというのは、働きやすい環境だと思ってくれている証拠だと思います。
あとは、今までどこで働いても長続きしなかったと言っていたアルバイトの子たちが、「初めて長く働いている」と言ってくれていて、それが自慢です。

Q.今よりもっと改善したい点や改善に向けて動いている点はありますか?

瀬尾祐介
やっぱりこれも職場の雰囲気ですね。
店舗によってまだまだ環境に違いがあると思いますし、全ての従業員が満足しているとは思っていないので。
あと、飲食業はブラックなイメージを持っている人も多いと思うので、そういったイメージを払拭していきたいです。
会社としても年々待遇や福利厚生は良くしています。

Q.自社の強みをあげるとしたら何がありますか?

瀬尾祐介
業績でいうと、フランチャイズで経営している情熱ホルモンは10年ほど前に立ち上げたのですが、年間売り上げ全国1位をキープしています。
また、西宮のうどん一番という店は創業して30年ほどになるんですが、いまだにたくさんのお客さんが来てくださり、私が引き継いだ後も、情熱ホルモンに近い売り上げをキープしていて業績良好です。
うちでは売り上げのノルマは作っていないのですが、売り上げから経費を引いて残った利益を歩合給として追加しています。
こうすることによって、ただ単純に売り上げを増やすことだけでなく、求人や育成にかかる費用といった経費面も全員で考えてやっています。

Q.株式会社どんたこで働いた人だけが得られるものを挙げるとしたらどんなものがあるでしょうか?

瀬尾祐介
現場で働く者同士で気持ちや感覚を共有しながら、売り上げや経費などを考える経営者の目線も同時に勉強できることです。

Q.働き始めた後のスキルアップや将来どんな選択肢がありますか?

瀬尾祐介
大きく分けて3つあります。
1、主任、店長、マネージャーと役職をアップさせていく
2、新店舗の立ち上げはとても勉強になるので、立ち上げ店長をやる
3、独立してフランチャイズとして、自分のお店を持つ

Q.「こういう人に働いてほしい」と思う要素を挙げると何がありますか?

瀬尾祐介
やはり、チームワークを大事にする人。
あとは会社の理念や考え方に共感してもらえれば、経験は問いません。
誠実な人であれば働きやすい環境を用意できていると思います。

Q.今後どういう展開を考えていますか?

瀬尾祐介
二本柱を考えています。
一つは自社ブランドのうどん一番とたこ焼きのお店を出店して大きくしていくこと。
もう一つはフランチャイズで今は情熱ホルモンが日本一位になっていますが、同じように日本一位を狙えるフランチャイズの展開です。

Q.募集ページを見てくれている人に向けてのメッセージをお願いします

瀬尾祐介
チームワークを重視して仲良く楽しくできる人はどんな方でも歓迎しています。
そのためにも、目標に合わせて2パターンの働き方を用意しています。
一つはライフ重視型で、プライベートと仕事のバランスを取るために、完全週休2日、残業0時間で慣れていきたい方。
もう一つはワーク重視型で、出世していきたい、会社を大きくしていきたい、独立してお店を持ったり役職を上げるためにどんどん仕事をしたい方。
例えば、飲食店が初めての方や不安な方はライフ重視型から初めてみて、「もっと頑張りたい!」と思ったら自分のタイミングでワーク重視型に切り替えてることもできます。
どんな方でも働きやすいと思うので、興味のある方はぜひ応募してください。

チーフマネージャー 中田裕介
主に人材育成を担当。
自身も飲食経験0からスタートし、アルバイト→社員とステップアップしていった経験を生かしながら、一人一人の個性や価値観に合わせた教育方針で指導をしている。
社員教育を通し、働きやすくやりがいのある環境づくり、新店舗展開などに貢献している。

Q.人材育成をしていてどんなやりがいや喜びを感じますか?

中田裕介
一番はアルバイトとして入ってきた若い子達が、社員になりたいとやりがいを持ってくれ、店長になってくれた時にすごいやりがいを感じています。

Q.逆にどんなことが難しいと感じますか?

中田裕介
人それぞれ個性があるので、その子の働く理由や性格に合わせて教育方針を考えて実行していくのが難しいなと感じています。

Q.普段どんなことを意識して働いていますか?

中田裕介
その子の能力にあった育成方法や、店長なら店長にあった方針、一般職なら一般職に合う教育があるので、そこを使い分けています。

Q.長く会社にいるとのことですが、会社に対してどういった変化を感じていますか?

中田裕介
最初は社員も少なくて2人3人とかでやっていたので、その分ひとりにかかる負担は正直大きかったです。
少しずつ会社の福利厚生もしっかりしてきて、働きやすい環境になっていく中で、社員の数が増えてくれました。
今は一人一人が協力してできるようになって、だいぶ働きやすい環境になりました。

Q.長く会社にいるとのことですが、従業員にはどういった変化を感じていますか?

中田裕介
人が増えていく中で離職率が下がりました。
ベテランメンバーが年数をたつにつれて、いい環境づくりをしていこうと一致団結できているので、自然と新人の子たちの離職率が下がっています。
いい環境になっていると実感しています。

Q.人材育成やマネージャー業を通して、どんなことをやっていきたいですか?

中田裕介
入ってきてくれた子達を教育して、会社に巻き込んでいくことによって、社員や店長になってくれる人を増やして、新店舗展開を目指してやっていきたい。
社員教育をしっかりとすることによって、新店舗展開、そしてみんなが働きやすくやりがいのある環境にして、会社を大きくしたいです。

Q.今まで働いていて”良かったな”と思うことや”しんどかったな”と思うエピソードはありますか?

中田裕介
良かったなと思うのは、サラリーマンから飲食業に転職して初めてサービス業をしたんですが、お客さんと仲良くなったり常連のお客さんが増えていく喜びがあることです。働く中でお客さんとの距離が縮まっていくのを実感できるのが良いです。

逆にしんどかったことは、最初の方は初めての飲食業ということもあり慣れてなくて、正直体力的にしんどかった面はありました。

Q.どんな人が株式会社どんたこに向いていると思いますか?

中田裕介
飲食経験0のメンバーが店長になっていますし、僕もマネージャーですが飲食経験は初めて。
未経験者で店長目指して頑張りたいというモチベーションを持っている人も大歓迎ですし、
労働時間や労働環境を自分のライフスタイルに合わせたい人も、社員として働ける環境ができていると思うので幅広く受け入れられると思います。

Q.求人ページを見てくれている人に向けてのメッセージ

中田裕介
今が成長段階の会社です。
真面目に働いてくれる方、大歓迎です!
一緒に会社を成長させていきましょう!

店長 加藤賢気・新入社員 原勇貴
原さんは、アルバイトで1年、正社員で2ヶ月です。
加藤さんは、入社8年、社員では6年半です。感じていることを正直に、沢山話してもらいました。

Q.働き始めてどのくらい経ちますか?

原勇貴
アルバイトで1年、正社員で2ヶ月です。
加藤賢気
入社8年、社員では6年半です

Q.働き始めたきっかけは何ですか?

原勇貴
将来、たこ焼き屋さんをしたいと思っているので、色々と学びたかったからです
加藤賢気
私は、当時やっていた仕事に面白味を感じていなかったので辞めて、やりがいのあることをしたいなと思って飲食を選びました。
どんたこを応募したんですが、面接の時に「良かったら社員候補で入ってください」とのことだったので「ぜひ!」と決めました。

Q.働き始めた時のお店の印象や人の印象はどうでしたか?

原勇貴
最初働いたお店が出来立ての店舗で、綺麗で設備も整っていました。
来店されるお客さんの数がとても多くて忙しかったのですが、加藤さんを始め、先輩たちは優しく丁寧に教えてくれました。
加藤賢気
最初働き出したとき、とある店舗のオープニングスタッフだったんですが、自分たちで作っていくというのがとても楽しくやりがいを感じたのが最初の印象です。
原くんはたこ焼き屋さんが夢というのは知っていたんですが、たこ焼きを焼いてもらったらすごく楽しそうだったので、「本当にたこ焼き好きなんだな」と思いました。

Q.働いてみて大変だったことや難しいと感じていることはありますか?

原勇貴
作業内容でいうと仕込みです、量が多いので。
あとは接客だと、次々にお客様が来たときに対応の段取りが難しいなと感じます。
加藤賢気
確かに、作業的に次から次へとやらなくちゃいけないことがあるので、それは大変に感じることはあります。
でもそういった作業の段取りは経験を積むことで、できるようになっていくので大丈夫。
個人的には、接客には正解がないのでお客さんが何に喜んで、何に不満を感じるのかっていうのはいつまでたっても、店長になった今でも難しさを感じています。

Q.働いていて楽しいと感じる時やどんなやりがいを感じますか?

原勇貴
やっぱりお客さんに喜んでもらうのが1番です。
やりがいは、忙しいお店でお客さんに対応させてもらい、色々と経験させてもらっていることです。
加藤賢気
忙しい時に対応できたというのは、とても達成感もありますし、団結感も感じます。
やっぱりこの仕事をしていて、一番嬉しいのはお客さんに喜んでもらったときです。
あとは給与面でも、利益に応じて手当がつくので、それも仕事のやりがいになっています。

Q.実際働いてみてお店の環境はどうですか?

原勇貴
お客さんの来店が落ち着いているときは、従業員同士で話してワイワイしています。
とても雰囲気がよく働きやすいです。
加藤賢気
とてもいいと思います。
仕事内でも会話しますが、更衣室や休憩できるスペースもしっかりあって、そこがコミュニケーションの場所になっています。
仕事終わった後も色々と会話をしてます。会社の行事では、忘年会をしたり、社長が釣りが好きなので釣りBBQとかもしています。

Q.原さんは将来たこ焼き屋さんをしたいという夢があるとのことですが、今の仕事とリンクしていることはありますか?

原勇貴
初めて働いたのがたこ焼き屋さんで、とても楽しくて、ずっと続けていきたいと思ったのがきっかけだったんですが、
今の仕事場でもやっぱりたこ焼きを焼くのはとても楽しいです。
この先学びたいことは、作業内容はもちろんですが、売り上げや経費などの数字の勉強とかも、これからだなって思います。

Q.後輩にこれは学んでほしい!ということはありますか?

加藤賢気
僕はアルバイトから初めて、社員になって順番に役職が上がっていって、今店長になっているので、そこで踏んだ階段は教えていけます。
他の店舗でも優秀な店長がいますし、一緒に働いていると勝手に身についていくことがたくさんあると思います。
あまり、肩に力入れずにやっていったらいいかなと思います。

Q.求人ページを見てくれている人に向けてのメッセージ

原勇貴
自分は将来独立希望なんですが、社長や社員の方も応援してサポートしてくださっているので、とても助かっています。
僕のように独立希望の人もぜひ来て欲しいです。
今仕事上でとても困っていることはないですし、見本になる先輩もいて、やりたいこともやらせてもらっているので、とても良い環境で働かせてもらっています。
楽しく働ける方にぜひ来てもらいたいなと思います。
加藤賢気
原くんのように独立を考えている方はもちろん、店長になりたい方、稼ぎたい方、プライベートをより充実させたい方など、働く価値観や目標は人それぞれ違うと思いますが、この会社は個人の考え方に合わせた働き方や目標設定をしてくれていると思います。
どんな方でも働きやすいと思うので、少しでも飲食に興味がある方はぜひ一緒に働けたらと思います。